
環境
環境調査
社会資本の整備にあたり、どのような選択をすれば環境負荷低減に向けた最適化が図れるかを定量的に把握するため、当社は調査、環境配慮対策などを実施しています。

宮城県石巻市内の農業農村整備対象地において魚介類及び植物相等の調査を実施し、地域の環境特性を明らかにした上で適切な環境配慮対策を立案

大規模災害対策としての遊砂地整備にあたり、事業予定地内に生育する貴重な植物を保全するため工事前に移植を行い、植物を保護

台風で被災した河川の改修工事にあたり、自然環境調査及び影響予測を実施。また、地元小中学校を対象に地域の自然環境・生物多様性の環境教育を企画・実施

多摩川スカイブリッジ(羽田連絡道路)の工事後の環境影響を把握するため、多摩川河口部に生息・生育する鳥類・魚類・底生生物等を対象としてモニタリング調査を実施

風力発電施設の稼働に伴う供用後の環境影響を把握するため、地形・地質・植生のモニタリング調査及びバードストライク調査を実施
自然環境・生物多様性
多種多様な生物は相互に関係することによって地域の自然のバランスをとり、私たちの衣食住の恵みや地域固有の文化やなりわいを育んできました。当社は、生物多様性の確保を通じて自然と共生する社会の実現などを目的とする事業へ参画しています。
水・土壌・地盤・海洋環境の保全
土壌では重金属や、揮発性有機化合物、ダイオキシン類による汚染が問題となります。また、地下水では硝酸性窒素や亜硝酸性窒素、揮発性有機化合物、砒素などの移動しやすい物質が問題視されます。これらの汚染は、汚染物質の不適切な取り扱いによって漏れ出たり、これらの物質を含んだ排水が地下に浸透したりすることが主な原因と考えられます。この他、重金属は自然源からも発生しますし、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素は農地や市街地が発生源となっています。。当社は、社会資本整備における開発行為を行う際、土壌や地下水汚染の拡散を防止・抑制するための調査・対策検討を実施しています。
地域脱炭素
2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」の実現ため、地域の再生可能エネルギーのポテンシャルなどの各種調査を実施し、地域特性を踏まえて立案する地域脱炭素戦略の策定をサポートいたします。

2050年のゼロカーボンを達成するための宮城県富谷市の環境特性や再エネ等に関する調査・分析を行い、具体的な指標や再エネ導入目標、必要な施策等の戦略を策定

ゼロカーボン社会実現につながる村づくりを進める新潟県関川村において再エネに関するポテンシャル、関連目標設定等に関する調査を行い、脱炭素に向けた取組を目指し策定

2050年の内子町全体での脱炭素に向け、地域の豊富な資源を地域内で循環させ、経済も活性化する持続可能なまちづくりを目指した脱炭素戦略を作成。「再エネ地産地消による地域経済活性化」をテーマに、町並み・村並み・山並みを持続させる温故知新な再エネ導入による脱炭素化と循環型社会の構築を加速