レジリエントなインフラ構築への取り組み

波方国家石油ガス備蓄基地 建設当時の地下岩盤貯槽
(写真提供:独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)

私たちは、エネルギー資源の安定供給のために、長年培ってきた保有技術を活用して安全、効率的かつ機動的な石油及び石油ガスの国家備蓄事業に貢献することによって、レジリエントなインフラ構築に取り組んでいます。
資源のほとんどを海外からの輸入に頼っている日本では、諸外国における政情不安による供給不安定や災害の発生により国内の特定の地域への石油ガスの供給が不足する事態が生じた場合に備えるため、石油・石油ガスの国内備蓄が行われています。国家石油ガス備蓄基地のうち、水封式地下岩盤貯槽方式が採用されている基地では、私たちが得意とする地質調査、地下水のモニタリング技術や解析技術を活用して建設前の事前調査から建設、操業後の管理に携わり、LPG国家備蓄事業に貢献しています。