砂防

地震・火山噴火・豪雨に伴う様々な自然災害に対する実態把握、総合的な砂防防災対策計画の立案、各種被害想定や対策施設計画・設計、施設完成後の維持・管理を行います。
砂防構造物のCIMモデル

わが国は、急峻な地形、脆弱な地質そして厳しい気象、地象によって古くから土砂災害に見舞われてきました。国土のおよそ7割を山間部が占め、狭隘な国土に起因した多数の急傾斜地、急峻河川、全国に分布する活火山など、自然災害発生の要因を数多く抱えています。
さらに、近年では気象の極端化、短時間降雨の増加による都市部の洪水や、巨大地震に起因した津波などへの災害対策の必要性も指摘されております。
当社では、砂防防災技術の総合化のもとに、地震・火山噴火・豪雨に伴う様々な自然災害に対する実態把握、総合的な砂防防災対策計画の立案、各種被害想定及び対策施設計画・設計、施設完成後の維持・管理に至るまで、豊富な経験と高い技術で、あらゆる場面・段階においてご提案を行っています。

渓流現況調査

砂防計画を実施する流域について、計画流出土砂・流木量調査を実施します。
計画流出土砂量は、土石流発生時に侵食が予想される平均渓床幅と渓床堆積土砂の平均深さから算出します。
計画流出流木量は、渓流内でサンプリング調査(10m×10m)を行い、樹木の本数、樹種、樹高、胸高直径から算出します。

渓床調査状況①
渓床調査状況②
流木調査状況①
流木調査状況②

降雨等による土砂災害発生時には、土石流の発生源調査、砂防設備の被災状況調査、下流域の土石流被害状況について災害調査を実施し、今後の復旧対策について検討を行います。

砂防設備の被災状況調査①
砂防設備の被災状況調査②
土石流の発生源調査(斜面崩壊状況)①
土石流の発生源調査(斜面崩壊状況)②
下流域の土石流被害状況
火山灰の降灰調査
砂防施設点検状況①
砂防施設点検状況②

お問い合わせ先

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