地域
私たちが暮らす地域には、それぞれの地勢や気候によって育まれた歴史や文化があり、そこで展開されるさまざまな活動には、遠い過去からの暮らしの知恵や願いが受け継がれています。
しかし、経済発展によって地域を構成する要素は急速に変化してきましたが、急激な人口減少や高齢化によってさまざまな課題を抱えている地域が多数あります。
当社は、地域の個性を捉えつつ、抱える課題の一つひとつに対し真摯に向き合い、地域の方々とまちの将来を語り、課題の要因を紐解き、具体的な解決方法を提示し、より良まちづくりの総合的なコーディネートに取り組んでいます。
都市マスタープラン
都市計画基礎調査や都市構造分析などにより地域の特性を的確に把握し、将来像を描き、理想のまちの実現に向けた目標を掲げ、持続的に取り組みを行っていくことが重要です。
当社は、広域地方計画や総合計画、都市計画マスタープラン、立地適正化計画、地域防災計画、景観計画などの、まちの将来像や目標の設定、具体的な方策の提案など、理想のまちの具現化のための様々な取り組みに寄り添っていきます。
検討において重要な地域の方々の思いを計画へ反映するため、意見の集約や計画づくりへの地域参画など、さまざまなサポートを行います。
まちづくり
まちづくりは、身近な居住環境の改善や地域の魅力や活力の向上を目的として、その地域特性を活かしながら多種多様なニーズや課題解消に対応しつつ、より良いまちを具現化する取り組みを継続して行っていくことです。
これまで日本各地のまちづくりに携わってきた総合コンサルタントという強みを生かし、地方創生や都市再生、震災復興等のまちづくりの支援や、中心市街地活性化や観光振興計画、まちづくり戦略プラン、景観まちづくり、復興計画、ハザードマップや避難計画など、幅広い技術的な観点による適切な提案を行います。
また、エリアマネジメントのような、地域の良好な環境や価値の維持・向上を目的とした住民・事業主・地権者等主体の取り組みへの技術的なサポートも行っています。
都市開発・宅地造成
市街地の整備は、その目的と機能を担保するための構成要素を複合的に組み合わせて形づくるものです。
多種多様の複合的な事項を紐解きながら市街地整備の目的の具現化のために、住宅団地や産業団地などの新たな市街地開発、都市再生のための駅周辺整備や震災復興住宅団地の整備に対し、社内の各専門部門の技術力を結集し総合的な見地から必要となる基礎調査や可能性調査、整備構想や計画づくり、施工に向けた設計、施工管理等を実施しています。
JR佐賀駅北口駅前広場
北口駅前広場は、これまで一般車とタクシーが入り乱れ、駅前広場への入口と出口が分かれていたために、自動車・歩行者双方にとって利用しづらく、また滞在性も低いことが課題でした。市民ワークショップやミクロシミュレーションによる検証により、技術と市民参加双方の観点から検討を進め、交通流の最適化を図り、駅利用交通の円滑化と、人のための滞在空間創出を両立しています。当社は(株)設計領域とのJVで基本計画および詳細設計を実施しました。
公園・緑地
都市公園をはじめとする緑と空間は人々の憩いの場、活動の場であるとともに、個性豊かな地域づくり、地域の活性化に不可欠な場となっています。また、良好な都市空間を提供するとともに、都市環境の改善、都市の防災性の向上等に寄与しています。
各種都市公園や防災公園、緑地・街路樹、また駅前広場・道の駅・スポーツ施設などに関する調査・計画・設計や、利用実態調査やワークショップ支援、景観デザイン検討や長寿命化計画策定、施設運営管理の提案なども行っています。
公共施設
公共の施設は全ての市民が共有する資産・財産であり、社会情勢の変化や経済的な制約などを受けながらも、そのサービス水準の維持は必要不可欠です。
公共施設の維持および更新について、公共建築物や都市公園・公営住宅に関する点検調査・長寿命化計画の立案や施設の適切な統廃合や代替機能への転換・公民連携(PFI、PPP等、民間の資本・ノウハウの活用)」など、長期的かつ計画的に行っていく取組としてのアセットマネジメント手法の検討、公共施設等総合管理計画、ファシリティマネジメントなどを行っています。
秋田市災害対策本部
2016年4月に竣工した秋田市新庁舎は、地上6階・地下1階のRC造で、延床面積30,965㎡を有し、秋田産木材を内、外装にふんだんに使用した庁舎です。新庁舎では環境配慮に加えて、地盤高のかさ上げ・免震構造とし、災害時には災害対応拠点として機能します。
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