
橋梁維持管理タブレットシステム ー点検診断・原因分析・補修工法選定をAIがサポートー
作業の効率化・コスト削減、群マネ等の包括的・広域的連携の維持管理スキーム構築のツールとしても活用いただけます。
システム概要
統合型タブレットシステム「橋守AIヘルパー」※はAIを活用した(1)点検・診断、(2)損傷原因推定、補修工法選定支援の2つの機能から構成される統合型タブレットシステムです。橋梁のメンテナンスサイクルにおいて、補修工事を除くあらゆる場面で活用可能です。
※「橋守AIヘルパー」商標登録
登録第6808668号(登録日:2024年5月28日)
効果
[1] 橋梁点検のコスト縮減(500橋以上を管理する自治体で20%~30%のコスト減)※当社試算
[2] 点検作業の負担軽減、評価・診断の質を向上
[3] 広域連携・群マネに向けた事業スキーム検討のツールとしても活用可能
費用
システム利用の初期費用は不要です。
取得データを既存システムに組み込む場合、システムをカスタマイズする場合に費用が発生します。
初期費用を抑えつつ、橋梁の維持管理をDX化をすることが可能です。
システムの特徴
直感的な操作で作業が進められ、見直しや修正も容易
結果は所定様式に記載され、点検診断後の作業は出力のみ
データはPCとの同期で共有でき、データベース化も容易
経験の浅い技術者のタブレット点検結果と熟練点検技術者の結果と比較しても、遜色がないことを確認済み。

設問形式での点検、記録は国土交通省様式への出力が可能で、帳票作成時間を短縮できる
点検項目ごとに画面で状況を選択、対応する評価が選定され、点検者の違いによる評価のばらつきを低減
(2)損傷原因推定、補修工法選定支援機能
気象データや海岸線からの距離はタブレットの座標取得を活用
損傷写真と橋梁諸元データの両方を用いて原因推定精度を向上
AI提示値の変数影響度を可視化する技術を導入しブラックボックスを解消
技術者判断が反映できるようにすることで、AI任せにならない。
「データ型AI(橋梁諸元)」、「画像AI(損傷写真)」 それぞれで推定し、双方の確からしさを考慮したAI総合判定を提示
AIが損傷原因と補修工法の候補出し、選定を支援
評価のブラックボックス化を回避するためにSHAP値も出力、AI推定の確度について可視化
お問い合わせ先
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