お知らせ
富山市と「橋梁等の維持管理技術に関する研究協力協定」を締結しました
橋梁等の利用状況や、業務の高度化・効率化に関するコンサルティングを実施
2024年04月10日
富山市と国立大学法人金沢大学及び大日本ダイヤコンサルタント株式会社は、橋梁等の維持管理技術に関する研究協力について令和6年1月に協定を締結しましたので、お知らせします。
弊社は主として国立大学法人金沢大学との共同開発であるSIV
協定の目的
道路橋の耐荷性能診断の効率化技術に関する研究の実証実験を富山市が管理する橋梁等において実施して、その効果検証等を進めることで、富山市が進める橋梁等の維持管理業務の高度化・効率化を図ることを目的としています。
SIVEは橋梁床版の耐荷性能評価に特化した載荷試験機で、橋上の作業のみで計測作業が完結するという特徴を有しています。これまで金沢大学が取り組んだSIPに当社が参画して開発した1号機で運用していましたが、公益財団法人 JKAの助成を受けてさらに進化した2号機が完成しています。
試験方法は重錘を落下させた衝撃荷重を作用させ、橋面上の加速度計から得られる波形を積分処理することによって任意の位置の変位を取得します。2号機では試験機本体の改良や加速度計の最適化、計測システムに変更を加え、精度や機動性の向上を実現しています。
実橋の試験では床版30パネル程度であれば3時間程度で計測可能で、これまでの足場仮設で実施していた荷重車による試験に比較すると大幅な時間の短縮、費用の縮減が図れます。
※本技術は国土交通省の点検支援技術性能カタログにも掲載されており、道路橋床版の維持管理の精度向上に貢献する技術としてその活用が期待されます。
SIVE(Self-propelled Impact Vibration Equipment)について
SIVEは橋梁床版の耐荷性能評価に特化した載荷試験機で、橋上の作業のみで計測作業が完結するという特徴を有しています。これまで金沢大学が取り組んだSIPに当社が参画して開発した1号機で運用していましたが、公益財団法人 JKAの助成を受けてさらに進化した2号機が完成しています。
試験方法は重錘を落下させた衝撃荷重を作用させ、橋面上の加速度計から得られる波形を積分処理することによって任意の位置の変位を取得します。2号機では試験機本体の改良や加速度計の最適化、計測システムに変更を加え、精度や機動性の向上を実現しています。
実橋の試験では床版30パネル程度であれば3時間程度で計測可能で、これまでの足場仮設で実施していた荷重車による試験に比較すると大幅な時間の短縮、費用の縮減が図れます。
※本技術は国土交通省の点検支援技術性能カタログにも掲載されており、道路橋床版の維持管理の精度向上に貢献する技術としてその活用が期待されます。
【お問い合わせ先】
~ 人と自然が微笑む社会へ ~
DNホールディングスグループ
大日本ダイヤコンサルタント株式会社 広報室
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