お知らせ

「鋼製砂防構造物」および「柔構造物」 合同講習会にて弊社社員が講演

2023年10月20日

砂防鋼構造物研究会と柔構造物工法研究会との共催による合同講習会が令和5年10月11日に開催され、弊社の技術本部・長井技師長が「建設コンサルタントからみた鋼製透過型砂防堰堤について」をテーマに講演いたしました。

合同講習会では、最近の砂防行政についての報告をはじめ、鋼製砂防構造物の歴史や基準の改定の変遷、土石流の衝撃による鋼製部材の配置や構造変更の変遷、また、近年増加している流木災害や土砂洪水氾濫に対する既設構造物の有効活用方法などの講演・研究報告がされました。

講習会概要

■日 時:令和5年10月11日(水) 13:30~17:00

■会 場:砂防会館別館1階 シェーンバッハ・サボー 利根

■主 催: 砂防鋼構造物研究会・柔構造物工法研究会共催

■後 援: (一社)建設コンサルタンツ協会
   (一財)砂防・地すべり技術センター
     (一財)砂防フロンティア整備推進機構
DSC08251s (1).JPG
鋼製堰堤設計時における所感や今後の展開などについて講演|長井技師長
DSC08259s (1).jpg
コンサルタントおよび建設会社関係者が約300名、行政関係者約100名が参加


■プログラム:

<開会挨拶>
13:30~13:35 柔構造物工法研究会 会長 大岡 太郎

<来賓挨拶>
13:35~13:40 国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部長 草野 愼一

<特別講演>
13:40~14:10
近現代建造物(国土形成・技術・防災・環境)からみた砂防・治山施設
 アジア航測株式会社 取締役会長
 公益社団法人土木学会 土木史委員会
 戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 委員 小川 紀一朗

14:10~14:40
衝撃作用に対する構造性能照査法の現状と課題
 防衛大学校 システム工学群 建設環境工学科 教授
 公益社団法人土木学会構造工学委員会
 耐衝撃設計における安全性照査に関する研究小委員会 委員長 別府 万寿博

<基調講演>
14:40~15:10
既設砂防堰堤を有効活用した土石流・流木対策および土砂・洪水氾濫について
 国土交通省 水管理・国土保全局  吉野 睦

<講演>
15:30~15:50
鋼製透過型砂防堰堤を構成する鋼管部材および骨組構造の耐荷性能について
 日鉄建材株式会社 土木開発技術部 土木商品開発室長
 砂防鋼構造物研究会 理事,博士(工学) 國領 ひろし

15:50~16:10
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに掲載された観光地における落石地での落石工事について
 株式会社アイビック 常務取締役  柔構造物工法研究会 技術委員 井出 米造

16:10~16:30
建設コンサルタントからみた鋼製透過型砂防堰堤について
 大日本ダイヤコンサルタント株式会社 技術本部 技師長 長井 隆幸

<閉会挨拶> 16:30~16:40 砂防鋼構造物研究会 会長 田畑 茂清



当日の様子は建設通信新聞でも紹介されました。
OK0000023101700201_10 (1).jpg