
DX
情報化支援(BIM/CIM、DX推進)
国土交通省が推進するBIM/CIM (Building/ Construction Information Modeling, Management)について、設計技術と建設ITの両面から具体的な検討を実施し、BIM/CIMの推進支援、課題解決策の提案を積極的に行っています。また、自治体においては、政府が提示しているビジョン「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会~誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化~」実現に向け、自治体の現状把握・課題抽出からデジタル技術活用による課題解決に向けたDX戦略や推進計画策定の支援を行っています。

空中電磁探査の結果を10m×10m×10mの立方体要素の集合体で3次元的な比抵抗分布を表現

一期線、二期線の並走状況や景観性確認、トンネル坑口付近の取り合い確認

ECI方式によるBIM/CIM活用業務として、施工者と協議・連携して実現性の高いBIM/CIMモデルを構築し活用を推進

「3次元モデル表記標準(案)」に従った契約図書化試行として要件を備えたBIM/CIMモデルの作成評価を実施

BIM/CIMモデルを用いて取り合い不整合排除、施工計画の妥当性・実現性を検証

国土交通省が推進するBIM/CIMについて、設計技術と建設ITの両面から具体的な検討を実施
情報システム(GIS 他)
社会資本に関する維持管理計画立案時の基礎データや今後の増加が見込まれる地域の実情や利用状況に応じた社会資本の集約・撤去等関係者との合意形成時の説明根拠となるデータについて、デジタル技術の活用により効率的かつ確実な保管・提供を可能とする情報システムの企画・提案、構築・導入、運用保守を行っています。

橋梁の諸元・点検・補修情報の登録および検索、データ出力機能の他、国への毎年の報告が必要な道路法77条調査報告書の作成支援機能付き橋梁維持管理システム。県や市町村へ導入

ショーボンド建設、NSWと共同で、コンクリート構造物分野において、AI技術を活用して写真データと橋梁諸元データから劣化診断を総合判定できるシステム『AI診断士』を開発
防災・減災
日本では、台風や集中豪雨、地震、津波、噴火などの自然災害によって、毎年のように多くの人命や財産が奪われています。近年、それら自然災害が頻発化、激甚化するなか、大規模自然災害時に、人命を守り、経済社会への被害が致命的にならず、迅速に回復する「強さとしなやかさ」を備えた国土、経済社会システムを平時から構築していく「国土強靭化」への取り組みが進められています。平時および災害発生時のどちらでも活用可能なデジタル技術を活用した防災・減災対策支援を行っています。

「ヒト・モノの把握・可視化システム」は、避難所運営の労力の削減と避難者にとって必要な情報をワンストップで提供することを目的に開発したサービス

衛星データを画像AIで識別し防災拠点の規模を確認・抽出。発災時、使用不能拠点が生じた場合でも当社開発の防災・減災DXとの連携により使用可能拠点から避難施設までのルートをシミュレーション

震度や気象情報、道路・河川等の災害関係システムからの情報ならびに現地の被災映像などをリアルタイムで収集し、一元的に管理できる映像情報システム
分析・シミュレーション
デジタル技術の普及・拡大によりさまざまな業種や分野で注目されているAI(Artificial Intelligence:人工知能)について、国の研究機関や大学、民間企業と共同で社会資本整備への導入・適用・活用に関する研究・開発を積極的に行っています。

橋梁長寿命化修繕計画の高度化を目的に諸元および過年度点検データ、気候や地形情報等を教師データとした欠損情報の推定・補完や損傷劣化進展推定によりるシミュレーション精度を向上