新卒入社海外部門

夢を描き、挑み抜き、実現する執念

工学研究科、環境社会基盤工学専攻科
2017年入社 G.J
#新卒#海外部門#設計#課題解決#マネジメント

業務内容とやりがいについて教えてください。

現在は橋梁や道路の設計・施工監理を中心に、海外のインフラ整備に関わっています。異なる基準や文化の中で調整を行う経験、施工段階での課題解決などを通じて、技術とマネジメントの両面を磨いてきました。特に、海外では現地の行政や企業との協議を通じ、単なる技術者にとどまらず調整役としての役割も担うことが増えています。
ただ、正直に言えば「やりがい」を強く実感できているかというと、まだ道半ばです。だからこそ、私はやりがいを「見つける」のではなく「創る」ことに挑んでいます。「どのようなプロジェクトなら、自分の情熱と大日本ダイヤコンサルタント(以下、DNE)の強みが交差するのか」。その答えを探しながら、自分自身のキャリアを切り拓く覚悟で挑んでいます。

入社の決め手は何ですか。

大学時代、DNEのインフラ技術研究所で長期インターンシップを経験しました。当時は、「東北大震災の津波遡上解析や断層活動のシミュレーションなど」といった高度な業務を体験させてもらいました。当時もDNEの海外事業について業務内容を伺うことができ、DNEの橋梁設計をはじめとする構造保全分野の技術力と海外の大規模案件に魅了されました。
同時に、先輩方が真剣に向き合ってくれる姿に触れ、「この会社で働きたい!」と強く思いました。就職活動では不安もありましたが、その都度先輩に相談に乗っていただき、背中を押されました。技術と人の両面に惹かれ、「ここなら自分の力を試せる」と確信して入社を決めました。入社後もその想いはぶれることなく、自分の挑戦を支える軸になっています。

今後挑戦したいことや夢について教えてください。

入社当初は海外の長大橋などに憧れていましたが、今の私は、橋梁に限らずDNEの多分野にわたる「良い技術」を束ねて、新しいインフラ事業として形にし、海外に仕掛けていくことに挑戦したいと考えています。与えられた業務をこなすだけでは、満足感が限られます。「やりがいの再定義」というテーマに私は挑んでいます。だからこそ、 自分の信じる価値と、社会に必要とされるものの重なりを形にするプロジェクトを創り出したいと考えています。
具体的には、新興国や発展途上国における道路O&M(運営・維持管理)、SA導入整備、インフラ再生や都市再起動に関する事業を構想中です。現地の課題を肌で感じながら、民間連携や構造物・景観・防災・治安・交通を一体で捉える仕組みづくりに挑戦しています。
「やりがいがない」なら、自らの手で「意味ある仕事」を生み出す。それこそが、私の目指すキャリアです。パナマ運河や明石海峡大橋などのように、歴史に残る仕事を自ら描き、実現したいです。

休日の過ごし方を教えてください。

休日は家族と旅行をしたり、友人や同僚とスノーボードを楽しむこともあれば、一人でアーチェリーや釣り、ゲームに没頭することもあります。多様な過ごし方を通じて心身をリフレッシュし、仕事にも新しい発想を持ち込めるようにしています。

取材記事は2025年12月に作成したもので、
所属は取材当時のものです。