新卒入社情報部門

研究開発で新事業創出に挑戦

デザイン工学研究科 都市環境デザイン工学専攻
2022年入社 M.T
#新卒#情報部門#防災構造事業室#システム開発#研究開発

業務内容とやりがいについて教えてください。

私の業務は、他の方々と比べてやや多岐にわたりますが、基本的にはプログラミングなどの情報系知識や、AI・LiDAR・GIS・3Dソフトといったツールを活用した業務補助や研究開発を行っています。例えば、GISとプログラミング(AIを含む)を組み合わせ、自治体の防災対策(耐震補強、法面対策、無電柱化など)の優先順位を検討する業務があります。こうした業務補助や研究開発では、全国の支社をサポートする機会も多く、実際の現場担当者と連携しながら、プロポーザルの獲得や業務課題の解決に取り組みます。
正直なところ、研究開発業務という性質上、大日本ダイヤコンサルタント(以下、DNE)
に事例のない取り組みは難しく、なかなか結果が出ないこともあります。しかし、自分の考えた提案が現場の成果に直結する形で貢献できたときには、大きなやりがいを感じます。

入社の決め手は何ですか。

入社の決め手は、働いている方々の人柄の良さでした。
秋のインターンシップに参加した際、人事の方だけでなく現場の技術者の方々も、私の話にとても親身に耳を傾けてくださり、職場全体の雰囲気の良さを感じました。その時点で、入社後のコミュニケーションに対する不安はほとんどなくなりました。仕事内容が魅力的であっても、一緒に働く方々との関係性が良好でなければ長く働くのは難しいと私は考えていたため、この点は非常に重要でした。入社後も、若手社員同士の交流が盛んであることに驚きました。飲み会やスポーツイベントなどが自由参加で定期的に開催され、私は冬季にスノーボードイベントに参加するなど、職場外でも楽しい交流を持てています。

今後挑戦したいことや夢について教えてください。

私の夢は、自ら開発したサービスやシステムをDNEの全国各地で活用していただき、会社の主力事業の一つとして確立することです。その実現のため、他社が取り組んでいない研究開発や新たなサービスの創出に挑戦していきたいと考えています。土木業界全体は、公共事業の受注を中心としたビジネスモデルで、受け身体質が強く、自らビジネスモデルを構築することが苦手な傾向があると認識しています。一方で、土木固有の先進技術が多く存在し、事業対象が公共物であるため、一般の方々との接点も豊富です。ここに新たなビジネス機会があると考えており、すぐに革新的なアイデアが浮かぶわけではありませんが、研究開発業務を通じて会社を支えつつ、挑戦を続けていきたいです。

休日の過ごし方を教えてください。

冬の時期はスノーボードによく出かけます。
スノーボード・スキーの魅力は、雪山を自由に滑り抜ける爽快感と非日常感にあります。
風を切りながら雪山を駆け下りる瞬間は、自然を全身で感じられ、とても心地良いです。
技を決めた時の達成感や、仲間と滑る楽しさも魅力の一つです。初心者でも少しずつ上達を感じられ、自分の成長を実感できるスポーツですので、ぜひオススメです。

取材記事は2025年12月に作成したもので、
所属は取材当時のものです。