キャリア入社地質・地盤調査分野

自分の手を動かし、経験を積む。

理学部 地質科学科
2014年入社 S.Y
#キャリア#技術部門#地質第2室#地質調査・解析(断層・地質構造)#3次元地質モデルの作成

業務内容とやりがいについて教えてください。

私は、入社して以降2度転勤しましたが、ずっと地質調査関連の業務を担当しています。現在所属している部署の特色から、特定の地域の地質調査に長期間従事することが多いです。「地質調査業務」と一括りにしてもその中身は多種多様です。その中で、今私は主に現場で得られた地質調査結果を元にした地質断面図作成や、三次元地質モデル作成などの業務を担当しています。
担当している作業そのものは、現在稼働している地質調査業務全体の中のごく一部で、社内のメンバーとの業務の分担や協力会社の方々のご助力のもと、業務の実施体制が成り立っています。日々、関係者と協力して業務をこなしていく上で、どんなに些細なことでもうまくいったときは純粋にやりがいや達成感を感じます。当然失敗もあり、つらいと思うことも多々ありますが、それはそれで次への糧にと思い、なるべくプラスに考えるようにしています。

入社の決め手は何ですか。
また、前職になくて大日本ダイヤコンサルタントにある魅力に感じたものはありますか。

会社の社風や、どんな社員さんがいるかなどは、当然のことながら入社してからでないとわかりません。その反面、人間関係は、会社という組織に属するにあたっては最も重要な要素のうちの一つです。また、私が転職活動をしていた約10年前は、得られる情報も今ほど多くはありませんでした。今改めて振り返ると、面接は社員の方々と接することができるかなり限られた機会でしたし、実際にこれが決め手になったのではないかと思います。面接官の方々(今の諸先輩方)は、とても接しやすかったため、変に気を使うこともなく自然に受け答えをしていたような記憶があります。
会社が合併して以降、社内の雰囲気が変わったと感じていますが、社内で日常を過ごす中で、部署間の交流の機会や業務の協力体制について、会社としての後押しや当事者間のコミュニケーションが増したことが、今の大日本ダイヤコンサルタントの魅力かと思います。

今後挑戦したいことや夢について教えてください。

抽象的になりますが、地質調査業は、局面毎にとても難しい判断を迫られる業種で、発生する様々な事象に最適に対処するには、経験の積み重ねや新しい知識や技術の収集など、個の技術力の向上がとても重要です。それも踏まえ、やったことがない業務、担当したことがない作業などに積極的に関わる姿勢が大事と思っています。
どの分野にも、社内や協力会社に熟練の技術者がいるため、お任せすることにより早く精度の高い成果品が仕上がります。しかし、あえて自分が挑戦してみて、経験できる機会を確実に活かすことで、結果的に技術が身に付けば、自分も成長し会社や関係する方々の役に立つ場面も増えます。目下、慣れるまでに時間がかかること、行動が遅いことが根本的な課題です。これらを解決しながら、人生の限られた時間いかにうまく使うかが、ある意味「今後挑戦したいこと」になるのかもしれません。

休日の過ごし方を教えてください。

最近は家族と過ごしています。平日は家族とほとんどコミュニケーションがとれないので、一緒に過ごす休日は貴重です。年に数回程度、旅行や帰省で県外まで出かけますが、ほとんどの場合、子供に懇願されショッピングモール巡りに落ち着きます。私は愛車の運転、家内はショッピング、息子はおもちゃを買ってもらえる、といった感じに、各々充実した週末(?)なのかなと思います。

取材記事は2025年12月に作成したもので、
所属は取材当時のものです。