地域に寄り添い貢献できる技術者を目指します。

近年多発している豪雨や地震などの自然災害に対し、崩壊した斜面や擁壁の復旧設計を主に担当しています。現地調査からはじまり、最適な工法の選定、設計図面の作成、施工方法の検討まで一貫して携わります。特に災害の現場では、被災した家屋がそのまま残っていることも多く、改めて災害の恐ろしさを痛感します。そのような状況を目の当たりにすると、技術者としての責任の重さを強く感じ、一日も早い復旧のために誠意を持って設計業務に取り組もうという思いが一層強まります。災害復旧は緊急性や難易度が高く、限られた時間と条件の中で計画をまとめる必要がありますが、その分、社会インフラを支えている実感や責任感も強まります。日々の経験を通じて技術力が高まることはもちろん、多くの人との連携の中でコミュニケーション力や調整力も身に付く点が、この仕事の魅力だと感じています。

私は大学院1年生の際に大日本ダイヤコンサルタントの夏季インターンシップに参加し、社員の方々の人柄や職場の雰囲気を直接体感しました。その中で、上司の方々が部下を親身に気遣っている様子や、若い社員が年の離れた上司にも気軽に相談している温かい関係性を目の当たりにし、「ここで一緒に働きたい」と強く思うようになりました。もともと入社の際には、職場の人間関係を重視したいという思いがあったため、そうした社風に大きな魅力を感じました。
また、他社と比較して家賃補助をはじめとした福利厚生が充実している点も決め手の一つでした。特に都会で働きたいという希望があったため、家賃や生活費が高くなりがちな都市部で安心して働ける環境は大きな安心材料となりました。職場の人間関係の良さと福利厚生の充実、その両面から入社を決意しました。

地盤防災分野は急傾斜地や軟弱地盤、落石など多様な自然災害への対策が求められ、その対策工法も幅広く存在します。私はまだ入社2年目で、先輩や上司に教えられながら、業務経験を通して知識や技術を身につけている段階です。今後も様々な業務を通じて経験を積み、1年でも早く技術士の資格を取得することが当面の目標です。日本は災害の多い国であり、今後も災害復旧の仕事は重要性が増していくと思います。現在も災害復旧業務を担当していますが、被災した地域や役所の方々が多くの困難と向き合いながら復旧活動に取り組まれている姿を目の当たりにし、自分自身も建設コンサルタントの一員として、より地域や住民に寄り添った技術者でありたいと強く感じるようになりました。今後は、専門知識の深化だけでなく、現場目線や地域への貢献意識も高めていきたいと考えています。

旅行が私の趣味で、休日には友達と一緒によく出かけています。今年のゴールデンウィークには、静岡と沖縄へ旅行しました。静岡では、大井川という一級河川で遊んだり、地元の美味しいお茶を堪能したりと、自然と食を満喫しました。沖縄では美しい海や伝統的な文化に触れ、リゾート気分を味わうことができました。友達と一緒に新しい体験や発見を共有することで、旅行がさらに楽しく、思い出深いものになっています。今後も色々な場所へ行き、新しい景色や人々に出会いたいです。