自衛隊基地を新設する設計に携わる。

私の所属部署は、防衛省が発注する土木施設の設計を専門としています。具体的には、自衛隊基地内の道路・擁壁設計、面的な造成計画、さらには上下水道や雨水排水といった土木インフラ施設の設計なども手掛けています。
また、建築・電気・通信設備設計会社と共同事業体（JV）を組み、基地内の建物新設に伴う総合設計を受注し、その中の土木設計部分を担当するケースもあります。
業務受注後は、まず基地内の現地調査を実施します。その後、施設の使用者である現地部隊の方々から詳細な要望をヒアリングし、発注元である防衛省や各地方防衛局へ最適な設計プランをご提案しています。
建築や設備など多岐にわたる分野の企業と連携する機会が多く、土木分野にとどまらない幅広い知見を得られることに、大きなやりがいと楽しさを感じています。

大日本ダイヤコンサルタント（以下、DNE）への入社の決め手は、社員の方々の仕事と私生活を両立している姿でした。
私は学生時代、弊社の夏季インターンシップに参加しました。右も左もわからない学生の私に対して、沢山の方が優しく声をかけてくれたのを覚えています。当時の私にとって印象的だったのが、当時関わってくださった若手社員の結婚率の高さでした。その後、複数社のインターンシップ、会社説明会に参加しましたが、DNEの結婚率が抜群に高かったように感じました。
学生時代、建設コンサルタントは激務だ、とよく聞いていました。しかし、DNEは何かが違う、若手社員がワークライフバランスを保って働ける職場環境なのではないか、そう思い入社を決意しました。

将来、新規の自衛隊基地建設プロジェクトに携わることが、私の技術者としての目標です。現在、自衛隊基地は全国各地を網羅するように設置されており、新たな基地が作られる機会は非常に稀です。そのため防衛省からの発注業務は、既存基地内のインフラ更新や改修設計が中心です。私自身の経験も、これまでのところ既存基地内の設計に限られています。
しかし、いつか新たな基地建設の機会が訪れた際には、これまでに培った経験と知識を最大限に活かし、迷わずその設計を担える技術者でありたいと強く願っています。とりわけ、広大な敷地の造成計画や基地全体の道路網設計といった大規模な面整備に貢献することが、現在の私の最大の目標です。この目標実現に向け、日々研鑽を積んでいます。

休日はペット(犬、猫)とのんびり過ごしたり、妻と子供と動物園や水族館に遊びに行ったりすることが多いです。また、ゲームが趣味で、よく地元の友達とオンラインでチームを組んでFPSをしています。時々、友人と旅行に行くこともあります。昨年は１週間の休暇を取り、大学時代の友人と台湾、韓国に行ってきました。日本とは異なる街並みや、食文化を体験できました。