あたなに仕事を頼みたいと言われる技術者へ

業務内容とやりがいについて教えてください。
私は、都市計画やまちづくりに関わる業務に携わっています。具体的には、都市計画マスタープランや立地適正化計画など、まちづくりの将来像を描く上位計画の策定に加え、都市公園や公共施設の基本計画の立案、さらに官民連携(PPP/PFI)によるまちづくり事業の検討を行っています。
例えば、水辺空間に関するプロジェクトでは、川(船)からの景観や利用シーンを意識した堤防の修景整備や、民間事業者による活用が促進されるような利用条件の検討を行いました。これまでに携わった官民連携事業の経験を生かし、水辺空間という新しいフィールドへ挑戦することができました。
また、国立公園内の温泉施設のあり方を検討する業務では、実際に温泉施設での実証実験や経営者との意見交換会など、現地でのコミュニケーションや調査を重ねながら各温泉施設の魅力や歴史を生かす提案を行いました。この経験は、その後の観光まちづくりの仕事に役立っています。
入社の決め手は何ですか。

入社のきっかけは、大学3年生の夏に参加したインターンシップでした。実際の業務検討を体験させていただくなかで、建設コンサルタントとして都市計画やまちづくりに関わる仕事の魅力を感じ、「自分もこの仕事に携わりたい」と思うようになりました。
また、インターンシップ時にご指導いただいた先輩社員の、仕事に真摯に向き合う姿勢や温かいお人柄に大きな魅力を感じ、「この方と一緒に働きたい」という気持ちが、入社を決めた一番の理由です。
入社してから6年が経ちましたが、まだ同じプロジェクトを担当したことはありません。それでも、OJTトレーナーとして指導していただいたり、プライベートでもお世話になったりと、今も変わらず良い関係が続いています。入社前に感じた職場の雰囲気や人柄の良さが、ここで働くモチベーションになっています。(写真:出張先での同僚との一枚)
今後挑戦したいことや夢について教えてください。

私の今後の目標は、まずは一人前の技術者として自立し、どのような業務でも自信をもって取り組み、確実に成果を出せるようになることです。日々の業務を通じて知識や経験を積み重ね、専門性を高めていきたいと考えています。
また、将来的には「あなたに仕事を頼みたい」とお客様をはじめ、多くの方から信頼される技術者になりたいという想いがあります。そのためには、技術力の向上はもちろんのこと、丁寧なコミュニケーションを意識するとともに、柔軟な対応力や多様な課題を解決できる力を身につけることが大切だと感じています。都市の課題や魅力を深く理解し、みなさんに愛されるまちづくりを実現できる技術者を目指し、これからも挑戦を続けていきたいです。(写真:出張先での一枚)
休日の過ごし方を教えてください。

休日には、旅行に行くほか、公園や商業施設などさまざまな場所を訪れることが多いです。何気なく過ごす外出先でも、人々の動きや施設の工夫に新たな気づきを得ることがあり、仕事の参考になる場面があります。また、カフェや飲み会などで友人や同僚と話すことで気分転換を図る時間も大切にしています。これらのリフレッシュのひとときが、仕事を頑張る活力になることも多く、プライベートの充実が仕事にも良い影響を与えていると感じています。
取材記事は2025年12月に作成したもので、
所属は取材当時のものです。